2024年12月2日
こんにちは。
今回、水素調理レストラン「icHi」さんにうるみえびを調理してもらいました!
水素で調理をするという、ちょっと変わったレストランです。水素を使うと、何かいいことあるの? と思っていましたが、これがすごいんです。
高級感のある店内、とてもカッコイイのですが、そこにはストーリーがあります。
壁、床、テーブルには使わなくなった瓦が使われています。
廃材を再利用して、余分なCO2排出がされないよう配慮されています。
では早速、調理スタートです!
水素で焼いた場合と、プロパンで焼いた場合、何か違うんでしょうか?
コンロで焼いた場合、炙った場合、それぞれでやってみます。
水素でエビが焼かれると、何が違うのか。。。
(左)プロパン、(右)水素、です。
まず、見た目が明らかに違います。
水素で焼いた方が明らかに大きいです。
これは水素で焼くと、水素が燃える際に、水が多く発生するので、エビの水分が抜けずに残って身が小さくならないのです。
次に味。
明らかに水素で焼いた方が美味しいです。
えびの甘みがしっかり感じられ、かつジューシーです。
そして、えびの頭。こちらも今まで食べたことが無い味でした。えびのミソの旨味が最大限に引き出され、かつ苦みが抑えられたものでした。
今度はむきエビを焼きます。
(左)水素、(右)プロパン、です。
こちらも見た目が違います。
右は丸まった形ですが、左は丸くなっていません。
水素で焼くと、水分が飛ばないため、縮まないのです。
また、味も先ほどと同様ですが、水素で焼いた方がジューシーかつ甘いです。
かっこいい水素炙りです。
水素で炙ったエビもおいしいのですが、特徴は「焦げても焦げた味がしない」点です。
えびにコショウをつけて炙っています。
ですので、プロパンで炙ったものはコショウが焦げた味がします。
ところが、水素で炙ったものはコショウの焦げた味がしません。
。。。不思議。
水素炙りは、見た目の華やかさに加えて、焦げた味がしないところも魅力です。
水素エネルギーを活用した調理法です。
こちらの水素コンロの燃料は、燃焼の際に二酸化炭素を排出しない水素ガス。水素は無臭のため、食材に燃料の臭いが付かず、食材本来の風味を活かした調理が可能です。さらに、空気中の酸素と結合して水蒸気が発生するため、しっとりと焼き上げます。
icHiさん、水素でうるみえびの新食感を再発見させまして、ありがとうございました!これからも水素で調理した美味しい料理を楽しみにしています。